今一度、事故を振り返る
はじめに
久しぶりの更新&駄文です。
この記事は、大都会岡山 Advent Calendar 2020の20日目になります。
adventar.org
生まれて28年と少し、バイクに乗るようになってからは8年ほど経過しました。
ウインカー搭載してなくても車検通る大都会岡山ですが、僕は30m手前からちゃんと出す程度には一般優良ライダーです。
そんな僕ですが、バイクでの事故経験は何度かあります。
最近、久しぶりに事故をしてしまったので、ここいらでこれまでの事故を振り返っとくかなーと思い、記事にしてみました。
最初の事故: 後ろから掘られる
- 場所: 福山市大門町のとある交差点
- 相手: 軽四(若い女性2人)
- 状況: 停止線で止まってたら後ろからドカン(60km/h)
- 被害: 廃車(グランドマジェスティ250)、足首を擦った
- 責任: 相手10 ぼく0
大学2年生の終わり頃、バイク乗り始めて3,4ヶ月くらいの頃だったと思います。
当時、中型免許はとったものの、まだ本体を買うほどに貯金が溜まっておらず、父親のビグスク(グランドマジェスティ250)を借りてちょこちょこ走ってました。
で、いつも通り福山方面遊びに行くかー、とビグスク借りて2号線を西に。
途中、先の交差点の信号が黄色→赤に変わるのが見えたので、減速して停止。
その直後でした。
―青い空が、見えたんです。
後ろからノーブレーキで追突された僕は、ビグスクに跨った(と言うより座った)姿勢のまま仰向けに投げ出され、2,3m飛んで交差点手前に落ちてました。
追突の衝撃はグランドマジェスティのニーハンとは思えない重厚な車体がほとんど吸収してくれたので、僕は足首らへんを少し擦ったくらいでした。
相手も逃げるような人ではなかったので、警察呼んで粛々と事後処理も完了。補償は全額相手になりました。
ただ、父親のビグスクはフレーム歪んで廃車扱いで手放すことになりました。本当に父親には申し訳ないことをしました・・・。
(いつか復帰させてあげたいと思ってるのですが、その後うさぎ跳び世代の父親は足と腰にガタが来始めていて難しいかもしれません)
(在りし日のGマジェ)
こう言った事故、長年バイク乗ってるライダーさんなら経験ある方も多いようですが、大小あれど避けようがないってのは共通なんですよね。
ミラーで確認できたところで、対ショック姿勢をとるくらいが限界です。
2度目の事故: 右折に巻き込まれる
- 場所: 職場10m手前の交差点
- 相手: SUV(30前半くらいの男の人)
- 状況: 停止線で止まってたら右折に巻き込まれてドカン
- 被害: 廃車(GROM)
- 責任: 相手10 ぼく0
しばらく事故はなく、社会人になって1年ほどたった頃。
その日は生憎の雨。バイク通勤の僕は合羽着込んでいつもの道を走ってました。
で、職場10m手前。しかしこの日は駐輪場に入ることは叶いませんでした。
一旦停止で止まっていたところ、左から来た右折車がこちらを確認することなく、対向車線をえぐるように内側をグルン。
突然、前から急に迫ってきた車に反応できるはずもなく、正面から跳ね飛ばされました。
乗っていたバイク(ホンダGROM)は、フロントフェンダー、ウインカーなど、外装をあちこちやられました。
加えて、結構な速度で衝突されたので、フレームまで歪んでしまってました。
修理するくらいなら新車買ったほうがいいくらいのお金がかかりそうだったので、廃車にして、相手からの補償額+ちょい足しして新車買うことに。
また、相手の方が丁寧に応じてくれたのは幸いでした。
こういったケースの場合、「直進して突っ込んできた」と反論されてモメることが多いそうですが、そう言ったこともありませんでした。
(その後の警察の現場検証見てると、衝突位置やその後の車体の動きまで路面から読み取ってたので、どのみち真実は明らかになるでしょうが)
小型バイクに乗る方は経験あるかもしれませんが、車に気づいてもらえない場面、割と多いんですよね。雨で見通し悪いと尚更。
クラクションはさすがにですが、アクセル吹かすとかで存在アピールする場面も時には必要かなと学んだ事故でした。
3度目の事故: 自滅
- 場所: 小豆島のとあるカーブ
- 相手: 自然
- 状況: 水+砂利+落ち葉+団栗の殺意マックストラップ踏んで転倒
- 被害: 廃車(GROM2代目)、足を擦った
- 責任: ぼく10
社会人2年目の冬でした。
仕事で小豆島に行ったので、翌日有給をもらって島を一周してました。
前日までは雨が降ってましたが、当日は晴れていい感じ!
山間の道を走ってる時でした。
前方にカーブが見えたので、余裕を持って少し速度を落としとこうとブレーキ。
路面がぬかるんでいたみたいで、後輪がロックしました。
まだ、カーブまで距離あるしエンブレと軽い前ブレーキで立て直せる、と思って路面を見て絶望。
水 + 砂利 + 落ち葉 + 団栗 という、バイク絶対殺すカルテット。
あっという間に前輪を持っていかれ、カーブを曲がれず転倒。
僕は間一髪脱出、バイクは子供の頃遊んだミニカーのようになめらかに側溝に滑り落ちていきました。
通りかかった人に協力してもらって何とか引きあげましたが、まぁ外装はボロボロになりました。すり減ったハンドルバーエンドがハードラックとダンスったのを物語っています。
あ、廃車です。
これはもう、自分が速度出しすぎたのが原因です。
山間の道は前日の雨から回復してないってのは想像できたはず。それに見合った運転をしていればこんなことにはならなかったはずです。
幸いなのは、右折だったこと。左折カーブで同じような事故を起こした場合、反対車線に飛び出すので別の事故を誘発することになります。
これ以降、雨の日や翌日の運転はかなり意識するようになりました。
(余談ですが、GROM初期装備のVeeRubberのタイヤは購入後即交換推奨です。本国タイでの利用を想定して耐久力全振りで作られたタイヤなのか、ドライ路面でもグリップめちゃ弱いです。雨の日のブレーキングはヒヤヒヤします。)
4度目の事故: バックしてドーン
- 場所: 職場付近の交差点
- 相手: ※非公開
- 状況: 追い抜きしようとした車がバックしてきてドカン
- 被害: フロントフェンダー破損(GROM3代目)
最後は、つい4日前、会社からの帰路でした。
交差する道路が停滞しており、一番前の車が左折待ちしてました(僕は前から3番目)。
その後ろにいた車は直進したかったようで、前の車を追い越して行きました。
この時、僕は対向車線が見えてなかったので、(直進車は)交差点に入ってるしこのまま行くだろうと思い、少し前に詰めました。
すると、対向車が来たのか、直進車が停止、直後元の位置へバックし始めました。
そのまま下がられるとぶつかる位置。
咄嗟にとった行動は地面を蹴って僕もバックするでした。
が、車のそれとじゃ速度が全然違う上、僕の後ろにも車がいました。
そこで意識がクラクションに行き、押そうとするも空振り。
慌ててもう一回クラクションを押し、鳴ったのと同時くらいにガシャンしました・・・。
幸い、これまでの事故ほど相手車の速度が出てなかったこと、咄嗟にハンドルを左に切ってたこととで、破損はフロントフェンダーの角っこが割れたくらいでした。パーツ代にして7,8kほどで済みそうです。
今回の件に関しては、詰めた僕にも責任があるような気がします。完全に行き切るまでまって詰めるようにしてれば防げたかもしれません。
とはいえ、こう言った状況では詰めちゃいますよね・・・。
また、バイクで普段クラクションを鳴らす場面が滅多にないからか、咄嗟の場面でクラクションは押せないと言うのも学びでした。
危ないと少しでも思ったらクラクションの前に親指持ってくる練習はしといたほうがいいですね。8年目にして学びです。
最後に
「あれ、大都会岡山関係なくない?」
ご存知とは思いますが、岡山の交通治安は日本1,2と言っても過言でない位悪いです。
そんな中で、僕がこれまで経験した事故が少しでも晴れの国ライダーさん&ドライバーさんの参考になればと思い、記事にしてみました。
・・・という建前にしておきます。